阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいねん 神戸こうべなどで追悼ついとう行事ぎょうじ

Easy Japanese news
Jan 17, 2017 12:01
Furigana
ろくよんさんよんにんくなった阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいからいちななにちねんとなり、神戸こうべなどおおきな被害ひがいけた地域ちいきでは犠牲ぎせいしゃ追悼ついとうする行事ぎょうじおこなわれています。このうち、神戸こうべ中央ちゅうおう海岸かいがんちかくでは、正午しょうごまえから兵庫ひょうごけんなどが主催しゅさいする「ひょうご安全あんぜんのつどい」がひらかれ、震災しんさい家族かぞく友人ゆうじんくしたひとたちや東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃなどが、阪神はんしんだい震災しんさい犠牲ぎせいになったひとたちをいたみました。

また、神戸こうべ中央ちゅうおう東遊あずまあそび園地えんちでは、およそななぜろぜろぜろほんたけとうろうが、地震じしんきたの「いちいちなな」や「ひかり」という文字もじかたちならべられ、おとずれたひとたちが地震じしんきた午前ごぜんよんろくふんもくとうしてしずかにいのりをささげました。

神戸こうべによりますと、東遊あずまあそび園地えんちでのつどいには、午前ごぜんなな現在げんざいでおよそよんななぜろぜろにんおとずれ、平成へいせいぜろねんのおよそよんぜろぜろにんいで、これまでで番目ばんめすくないということです。

発生はっせいからねんがたち、阪神はんしんだい震災しんさい経験けいけんしていない世代せだいえて、震災しんさい教訓きょうくんをいかに引き継ひきつぐかが課題かだいとなっています。

追悼ついとう行事ぎょうじにはどもや若者わかものおとずれ、いちななにち犠牲ぎせいしゃいたむとともに、つぎ世代せだい震災しんさい記憶きおく教訓きょうくん語り継かたりついちにちとなります。

官房かんぼう長官ちょうかん 教訓きょうくんかし災害さいがい対応たいおう

かん官房かんぼう長官ちょうかん閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで、「政府せいふとしては阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいなど過去かこ災害さいがいからられた教訓きょうくん検証けんしょうし、将来しょうらい予測よそくされる首都しゅと直下ちょっかがた地震じしん南海なんかいトラフの巨大きょだい地震じしんなどの災害さいがいに、しっかり対応たいおうすることができるよう取り組とりくんでいきたい」とべました。

そのうえで、かん官房かんぼう長官ちょうかんは「国民こくみん防災ぼうさい意識いしき向上こうじょうはかりたい。飲食いんしょくりょう生活せいかつ必需ひつじゅひん備蓄びちく防災ぼうさい訓練くんれんへの参加さんか自然しぜん災害さいがい保険ほけんへの積極せっきょくてき加入かにゅうさんてん政府せいふとしてびかけている。いちにんいちにんが、いつやってくるかわからない災害さいがいそなえることが重要じゅうようだ」とべました。

復興ふっこうしょう 防災ぼうさいげんわざわいにしっかり取り組とりく

今村いまむら復興ふっこう大臣だいじん閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで、「去年きょねん熊本くまもと鳥取とっとりでも地震じしんきた。地震じしんかぎらず、台風たいふう被害ひがいなどもあり、日本にっぽん列島れっとう本当ほんとう災害さいがい列島れっとうだとあらためてかんじている。われわれはそれをよくあたまにおいて、防災ぼうさいげんわざわいに、ハードめん、ソフトめんふくめて、しっかりと取り組とりくんでいく必要ひつようがある」とべました。

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