冬になって海を流れてくる氷を「流氷」といいます。北海道紋別市で26日、今年初めて流氷が見えました。
紋別市では、「ガリンコ号」という船に乗って、海の上から流氷を見ることができます。26日の昼頃、外国から観光に来た人など約30人が乗った船が出発しました。港から7kmぐらいの所には薄くて丸い氷が浮かんでいました。直径が15m、厚さが50cmぐらいの大きな氷もありました。ガリンコ号はドリルで氷を割りながら進んでいました。
船に乗っていた人たちは写真を撮って景色を楽しんでいました。台湾から来た女性は「初めて流氷を見て感動しました」と話していました。
気象台は、来週ぐらいには流氷が海岸まで来ると言っています。