10日午後、
青森県の
沖合で
9日から
連絡がとれなくなっていた
青森県八戸市の
漁協に
所属するイカ
釣り
漁船が
転覆しているのが
見つかりました。
乗組員は
4人で、
船内から
2人が
遺体で
見つかり、
海上保安部は、
身元の
確認を
進めるとともに
捜索を
続けています。
第2管区海上保安本部によりますと、
青森県八戸市の
八戸みなと
漁業協同組合に
所属するイカ
釣り
漁船「
第七十八正栄丸」(
19トン)が、9日午後4時ごろ、
秋田県男鹿市の
沖合を
航行中に
連絡を
取ったのを
最後に
連絡が
取れなくなりました。
海上保安部が、航空機で捜索したところ、10日午後2時前、青森県大間町の沖合およそ7キロの海上で、転覆しているのが見つかりました。
第七十八正栄丸の乗組員は4人で、海上保安部が船内を捜索した結果、2人が遺体で見つかりました。
海上保安部は、身元の確認を進めるとともに乗組員の捜索を続けています。
八戸みなと漁業協同組合によりますと、第七十八正栄丸は、9日午前9時に山形県の酒田港を出港し、八戸港に向かっていたということです。
青森地方気象台は、現場周辺の津軽海峡で9日午後5時半すぎに海上風警報を出して、航行する船舶などに警戒を呼びかけていました。