強い
冬型の
気圧配置の
影響で、
西日本の
日本海側を
中心に
雪が
降り続き、
鳥取市などで
記録的な
大雪となりました。
雪のピークは
過ぎましたが、
日本海側を
中心に
断続的に
雪が
降り続く
見込みで、
気象庁は
除雪作業中の
事故や
交通への
影響、それに、なだれなどに
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
強い
寒気の
影響で
冬型の
気圧配置が
強まり、
中国地方や
近畿の
日本海側を
中心に
金曜日から
雪が
降り続いて
大雪となりました。
鳥取市では積雪が、11日昼すぎに91センチと、昭和59年以来、33年ぶりに90センチを超える記録的な大雪となり、12日午後1時現在も平年の9倍に当たる82センチとなっています。
このほか、午後1時の積雪は、兵庫県豊岡市で平年の4倍の72センチ、鳥取県倉吉市で平年の14倍の56センチ、京都府舞鶴市で平年の7倍の49センチ、松江市で平年の11倍の22センチなどとなっています。
寒気の流れ込みは次第に弱まり、鳥取県などの雪のピークは過ぎましたが、日本海側を中心に、12日いっぱいは断続的に雪が降り続き、局地的には強まるところもあると予想されています。
13日の朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、中国地方の日本海側と東北、北陸、関東甲信、それに近畿北部で40センチ、中国地方の瀬戸内側と岐阜県で30センチ、四国で10センチと予想されています。また、平地の多いところでは、中国地方や近畿北部、それに岐阜県で15センチから20センチ程度の雪が降ると予想されています。
気象庁は、積雪の多い地域では除雪作業中の事故や交通への影響、老朽化した建物の倒壊、それに、なだれや屋根からの落雪に十分注意するよう呼びかけています。