エジプトは、科学や工学が勉強できる新しい大学を日本と一緒にアレクサンドリアの近くにつくることにしました。「エジプト日本科学技術大学」という名前で、2012年から大学の建物を建てる予定でした。しかし、エジプトでは政治の混乱が続いたため、工事を始めることができませんでした。
14日、予定より5年遅れて、やっと工事を始める式がありました。式では、アフマド・ゴハリ学長が「これから難しい問題があるかもしれませんが、日本の人たちと一緒に頑張っていきましょう」とあいさつしました。
大学の建物などを建てるお金はエジプトの政府が出します。日本は大学の先生を送って、研究で使う機械なども贈ります。