Báo tiếng Nhật: 「鉄腕アトム」目標に小型ロボット開発

「鉄腕てつわんアトム」目標もくひょうに小型こがたロボット開発かいはつ

Feb 22, 2017 17:02

Furigana

漫画まんが家かの手塚てづか治虫おさむさんの代表だいひょう作さく「鉄腕てつわんアトム」を目標もくひょうに、日本にっぽんの企業きぎょうがチームを組くんで小型こがたのロボットを開発かいはつし、今後こんご、ネットワーク技術ぎじゅつや人工じんこう知能ちのうなどを使つかってコミュニケーション能力のうりょくを成長せいちょうさせるプロジェクトをスタートさせました。「鉄腕てつわんアトム」は昭和しょうわ２に７なな年ねんに連載れんさいが始はじまり、少年しょうねんの姿すがたをしたアトムが戦たたかいや冒険ぼうけんを通をつうじて、みずからの存在そんざいについて悩なやんだり人間にんげんと友情ゆうじょうを育はぐくんだりする姿すがたは、今いまも多おおくの人ひとに愛あいされています。

ことしは手塚てづか治虫おさむさんが生うまれて９きゅう０ぜろ年ねんになることから、携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃやコンピューターメーカーなどがプロジェクトを組くんで、アトムを目標もくひょうに小型こがたのロボットを開発かいはつし、東京とうきょうで発表はっぴょう会かいが行おこなわれました。

ロボットは物語ものがたりのアトムの３さん分ぶんの１いちの身長しんちょう４よん４よんセンチで、歩あるくなどの動作どうさだけでなく、相手あいての表情ひょうじょうを読み取よみとって会話かいわをすることができます。

さらに、通信つうしん機能きのうや人工じんこう知能ちのうも搭載とうさいし、クラウドと呼よばれるネットワークに接続せつぞくしてわからない言葉ことばや会話かいわの内容ないようを分析ぶんせきし、コミュニケーション能力のうりょくを成長せいちょうさせることができるということです。

手塚てづか治虫おさむさんの息子むすこの手塚てづか眞まことさんは「生うまれたばかりのアトムは、空そらを飛とぶ力ちからも１いち０ぜろ万まん馬力ばりきもありませんが、成長せいちょうを見守みまもりたいと思おもいます」と話はなしていました。

このロボットは、ことし４月しがつから雑誌ざっしの付録ふろくの形かたちで少すこしずつ部品ぶひんが販売はんばいされ、一般いっぱんの人ひとも組み立くみたてや成長せいちょうを体験たいけんできる予定よていです。