大阪・
豊中市の
国有地の売却問題に
関連して、この
学校法人が
運営する
幼稚園の
運動会で、
子どもたちが「
安倍首相頑張れ」などと
発言したことが
政治的で
問題ではないかと
指摘されていることについて、
学校法人の
理事長は「
偉人の
勉強であり、
何も
偏っていない」と
述べ、
問題はないという
考えを
示しました。
大阪・
豊中市の
国有地を
売却された
大阪の
学校法人「
森友学園」をめぐっては、
運営する
幼稚園の
運動会の
選手宣誓で、
子どもたちが「
安倍首相頑張れ」などと
発言していたことが
明らかになり、
政治的で問題ではないかという
指摘が
出ています。
昨年度の運動会の映像では、このほかに、「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改めて、歴史教科書でうそを教えないようお願いいたします」とか、「安保法制国会通過よかったです」などと子どもたちが発言する様子も映っています。
これについて、森友学園の籠池泰典理事長はNHKの取材に対し、「偉人の勉強であり、過去の人もいれば、現代の人もいる。安倍さんのことも話せば、リンカーンの話もする。何も偏っていない」と述べ、問題はないという考えを示しました。
一方、27日の衆議院予算委員会で、安倍総理大臣は、この問題を取り上げた民進党の議員の質問に対し、「そういうことを園児に言ってもらいたいということは全く、さらさら考えていない。私は適切ではないと思っている」と述べました。