津波つなみながされた思い出おもいでしな持ち主もちぬし仙台せんだい展示てんじかい

Easy Japanese news
Mar 9, 2017 15:03
Furigana
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいからろくねんになるのをまえに、津波つなみながされた思い出おもいでしな持ち主もちぬしかえすための展示てんじかいきゅうにちから仙台せんだいはじまりました。この展示てんじかい毎年まいとしこの時期じきNPOえぬぴ-お-法人ほうじんひらいているもので、がれきのなかからつかった写真しゃしん卒業そつぎょうアルバム、それにランドセルなど、およそいちろくまんてんあつめられています。

これらの思い出おもいで品々しなじなは、ボランティア作業さぎょうよごれなどをとして修復しゅうふくしました。

また、つかった場所ばしょや、のこされていた持ち主もちぬし名前なまえなどの情報じょうほうはリストにまとめられ、さがしやすいよう工夫くふうされています。

仙台せんだいから保管ほかん場所ばしょ無償むしょう提供ていきょうされているほか、全国ぜんこくのボランティアの協力きょうりょくもあり、ろくねんがたついま活動かつどう継続けいぞくできているということです。

宮城野みやぎの自宅じたく津波つなみながされたという男性だんせいは「ろくさんねんぶん思い出おもいで全部ぜんぶながされてしまったので、家族かぞく写真しゃしんつけたいとおもってました」とはなしていました。

NPOえぬぴ-お-法人ほうじんおもいでかえる」の金谷かなやりゅう理事りじは「震災しんさいからろくねんとなり、これまで気持きもちの整理せいりがつかなかったひとおとずれるようになっています。いちにんでもおおくのひと思い出おもいでしなかえせるよう活動かつどうつづけたい」とはなしています。

この展示てんじかいは、いちぜろにちいちいちにちやすみですが、今月こんげつぜろにちまで仙台せんだい若林わかばやし文化ぶんかセンターでひらかれています。

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