マラソンはつ挑戦ちょうせん安藤あんどう友香ともか 日本にっぽん歴代れきだいよん世界せかい陸上りくじょう内定ないてい

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Mar 12, 2017 12:03
Furigana
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ことし8月はちがつロンドンひらかれる陸上りくじょう世界せかい選手権せんしゅけん女子じょしマラソンの最後さいご代表だいひょう選考せんこうレース、名古屋なごやウィメンズマラソン」がおこなわれ、マラソンはつ挑戦ちょうせんさい安藤あんどう友香ともか選手せんしゅ日本にっぽん歴代れきだいよんとなる時間じかんいちふんさんろくびょうこうタイムで日本にっぽんぜいトップのはいり、代表だいひょう内定ないていしました。名古屋なごやウィメンズマラソンには、安藤あんどう選手せんしゅ去年きょねんよん清田きよた真央まお選手せんしゅくわえ、海外かいがいからは、リオデジャネイロオリンピック銀メダルぎんめだる獲得かくとくし、大会たいかい連覇れんぱちゅうバーレーンユーニスジェプキルイ・キルワ選手せんしゅなどが出場しゅつじょうしました。

レースは、序盤じょばんからキルワ選手せんしゅ積極せっきょくてきまえ安藤あんどう選手せんしゅ清田きよた選手せんしゅがともに先頭せんとう集団しゅうだんつくりましたが、いちきゅうキロの手前てまえ清田きよた選手せんしゅおくれはじめ、安藤あんどう選手せんしゅとキルワ選手せんしゅなみはしする展開てんかいとなりました。

このあとキルワ選手せんしゅはちキロとさんぜろキロぎで仕掛しかけたのに対にたいして安藤あんどう選手せんしゅらいつきましたが、さんさんキロぎにキルワ選手せんしゅ抜け出ぬけだしました。それでも安藤あんどう選手せんしゅ最後さいごまでペースをみださず日本にっぽん歴代れきだいよんはつマラソンでは最高さいこうとなる時間じかんいちふんさんろくびょうこうタイムでフィニッシュしました。

安藤あんどう選手せんしゅは、時間じかんふんさんぜろびょう以内いない日本にっぽん選手せんしゅいちという日本にっぽん陸上りくじょう競技きょうぎ連盟れんめいさだめる条件じょうけんたし、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょう内定ないていしました。

清田きよた選手せんしゅ日本にっぽんぜい全体ぜんたいさんでフィニッシュし、時間じかんさんふんよんななびょうのタイムで世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうおおきくちかづきました。

優勝ゆうしょうはキルワ選手せんしゅで、時間じかんいちふんいちななびょうのタイムで大会たいかいさん連覇れんぱたしました。

これで女子じょしマラソンの世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょう選考せんこうレースはすべてわり、今月こんげついちななにちおこなわれる日本にっぽん陸連りくれん理事りじかいで、男子だんしとともに代表だいひょう選手せんしゅまります。

安藤あんどう「タイムげないと世界せかい勝負しょうぶできない」

マラソンはつ挑戦ちょうせん日本にっぽん歴代れきだいよんこう記録きろくした安藤あんどう友香ともか選手せんしゅは、「キルワ選手せんしゅはしれる機会きかいは、めったにないので一生いっしょう懸命けんめいついていこうとおもっていた。結果けっかはすごくうれしい。いちキロからぜろキロはくるしくて『大丈夫だいじょうぶかな』とおもったが後半こうはんのことはかんがえずにはしった。さんさんキロののぼりは、練習れんしゅうもしてきたし自信じしんがあったがはなされてしまったことは力不足ちからぶそくだ。あきらめずにねばれるレースをすることが持ち味もちあじだがタイムをげないとまだまだ世界せかい勝負しょうぶ出来できない。またいちから積み上つみあげていきたい」とうれしそうな表情ひょうじょうはなしていました。

また、タイムについては「歴代れきだいうえにいるひとたちは自分じぶんきびしいひとばかりだ。わたしがこういうなかはいっていいのかとおもうがよんばんという数字すうじにおごらずきびしく精進しょうじんしていきたい」とはなしていました。

清田きよた「ついていけずくやしい」

日本にっぽんぜい全体ぜんたいさんはいった清田きよた真央まお選手せんしゅは、安藤あんどう選手せんしゅおなじチームでトレーニングをんでいます。清田きよた選手せんしゅは、「最後さいごまでついていこうとおもったが途中とちゅうはなされていちにんたびになってしまった。ついていけない自分じぶんくやしいしよわいところだとおもう。それでもコーチからは、『後半こうはん絶対ぜったいつよい』とわれて自信じしんをもってのぞんだ。ダラダラとちることなく気持きもちをってはしることができた。世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうえらばれたら集団しゅうだんについて最後さいごまでねばりたい」とはなしていました。

陸連りくれん強化きょうか担当たんとう 瀬古せこ利彦としひこさん「あっぱれ よくやってくれた」

日本にっぽん陸上りくじょう競技きょうぎ連盟れんめいでマラソンと長距離ちょうきょり強化きょうか担当たんとうする瀬古せこ利彦としひこさんは、レース記者きしゃ会見かいけんで、マラソンはつ挑戦ちょうせんながら時間じかんいちふんだいこうタイムで、日本にっぽんぜいトップのはいった安藤あんどう友香ともか選手せんしゅについて「きょうはハッピーだ。あっぱれ、よくやってくれた。こわいものらずというかわかさといきおいをかんじた。安定あんてい世界せかいナンバーワンのキルワ選手せんしゅいちきゅうびょうということは背中せなかえているということ。世界せかい選手権せんしゅけんでは、優勝ゆうしょう、メダルも期待きたいできてたのしみだ。日本にっぽん記録きろくねらえる選手せんしゅだとおもう」と笑顔えがおはなしていました。

また、安藤あんどう選手せんしゅつづさんはいった清田きよた真央まお選手せんしゅについて「かいのマラソンで自己じこベストも更新こうしんした。極端きょくたんなペースダウンもなくレースはたか評価ひょうかできる。代表だいひょう有力ゆうりょくだ」とはなしていました。

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