2日午前、
日本の
南東の
海上で
台風8号が
発生しました。
台風は
発達しながら
4日にかけて
小笠原諸島に
近づき、
その後、
来週の
半ばにかけて
西日本の
南の
海上を
進む見通しで、
台風が
近づく
地域では
強風や
高波の
ほか、
大雨に
十分な
注意が
必要です。
気象庁の
観測によりますと、
2日午前9時、
日本の
南東の
南鳥島近海で
熱帯低気圧が
台風8号に
変わりました。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風8号は、1時間に15キロの速さで北西へ進んでいて、発達しながら4日にかけて小笠原諸島に近づき、その後、来週の半ばにかけて、西日本の南の海上を西寄りに進む見通しです。
台風が近づく小笠原諸島では4日以降、急激に風が強まり、海上はうねりを伴って大しけとなる見込みで、台風の進路によっては猛烈な風が吹き、大雨となるおそれもあります。
気象庁は、小笠原諸島では強風や高波のほか、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。
また、西日本の太平洋側などでも台風の接近に伴って荒れた天気になるおそれがあり、今後の台風情報に注意が必要です。