台風10
号の
接近に
伴って、
お盆の
交通機関に
大きな影響が
出ています。
山陽新幹線は、
新大阪と
小倉の
間で、15
日は
終日運転を
取りやめることになりました。
また、
在来線でも、
西日本の
広い範囲で、
今後順次、
運転を
取りやめることになっています。
各交通機関への
主な
影響は
次の
通りです。
新幹線
【山陽新幹線】
JR西日本は山陽新幹線の運転を、15日、新大阪と小倉の間の上下線で終日、取りやめることを決めました。
小倉と博多の間は、上下線ともに1時間に1本程度に本数を減らし、運転するということです。
【東海道新幹線】
JR東海によりますと東海道新幹線は、15日については、山陽新幹線と直通する列車を中心に本数を減らして運転する可能性があるということです。
詳しい運行計画については14日の午後1時に発表することにしています。
在来線
【JR西日本 在来線】
JR西日本は、岡山、広島、それに山口県内のすべての在来線について、15日の運転を終日、取りやめることをきめました。
【JR九州 在来線】
JR九州の特急列車は、14日、
▽小倉から宮崎空港を結ぶ特急にちりんが午後2時以降は一部区間、午後3時以降は全区間でそれぞれ運休します。
▽博多から宮崎空港を結ぶ特急にちりんシーガイアは午後3時以降一部区間で運休します。
▽宮崎県内を走る特急ひゅうがは始発から一部区間で、午後9時以降は全区間で運休します。
▽宮崎県と鹿児島県を結ぶ特急きりしまは、一部の列車を除き、午後2時以降全区間で運休します。
▽宮崎県内を走る特急海幸山幸は終日、全区間で運休します。
【JR四国】
JR四国は14日午後3時以降順次、運転を見合わせることを決めました。15日は、すべての路線で終日運転を見合わせる予定にしています。
JR四国によりますと
▽予土線は14日午後3時ごろから
▽土讃線は14日午後5時ごろから
▽予讃線、牟岐線、徳島線は14日午後7時ごろから特急列車と普通列車の運転を順次、見合わせるということです。
空の便
国内線の空の便は14日、九州を発着する便を中心にあわせて166便の欠航が決まっています。
航空各社によりますと、14日、欠航が決まっているのは、14日午前5時の時点で、
▽日本航空が宮崎を発着する便を中心に62便
▽日本エアコミューターが鹿児島と屋久島などを結ぶ41便
▽全日空が宮崎を発着する34便
▽ソラシドエアが宮崎と羽田などを結ぶ16便
▽スカイマークが、鹿児島と神戸などを結ぶ5便
▽ジェットスターが宮崎と成田を結ぶ4便
▽ピーチ・アビエーションが宮崎と関西を結ぶ2便
▽バニラエアが成田と奄美大島を結ぶ2便となっています。
航空各社によりますと、今後、西日本の広い範囲でさらに欠航が増えるおそれがあり会社のホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
高速道路
高速道路では14日、お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュがピークになる見込みです。
これまでのところ台風による影響は出ていませんが、高速道路各社は今後、台風の接近に伴い通行止めになる恐れがあるとして最新の情報を確認するよう呼びかけています。