来週の
アメリカ大統領選挙を
前に、
トランプ大統領と
民主党のバイデン
氏は、
勝敗の
行方を
大きく
左右する
南部フロリダ
州で、
相次いで
集会を
開きました。
全米で
期日前投票を
行った
人が8000
万人を
超え、
記録的なペースで
増えていることから、
両候補は
支持を
訴え
激しく
争っています。
トランプ大統領は29
日、
激戦州の
南部フロリダ
州の
第3の
都市タンパで、
大規模な
集会を
開きました。
トランプ大統領がフロリダ州に入るのはこの2週間余りで4回目で、「フロリダでの選挙運動はとてもうまくいっているが皆さんも投票に行かなければならない。共和党を支持する史上最大のうねりを作ろう」と訴えました。
これに対して、民主党のバイデン氏も同じタンパで集会を開き、「皆さんには投票を通じてこの国の将来を変える力がある」と述べ、支持を呼びかけました。
フロリダ州は選挙で割り当てられた選挙人が29人と激戦州の中で最も多く、勝敗の行方を大きく左右すると見られており、両候補の世論調査での支持率の差は1ポイント台で、激しい争いが続いています。
また、今回の選挙では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、期日前投票をした人が全米で8000万人を超え、フロリダ州でも有権者登録をした半数の740万人に上っていることから、両候補ともみずからへの支持を強く呼びかけています。