米小売り大手のウォルマートが銃器と弾薬の陳列を再開したことがわかりました。ウォルマートは先ごろ、ペンシルベニア州フィラデルフィアで警官が男性を射殺したことに対する抗議を受けて、予防措置として一部の店舗の売り場から銃器と弾薬を撤去していました。
ウォルマートの広報担当は、先ごろ起きた暴動の結果、一部の店舗に損害が出たため、売り場から銃器と弾薬を撤去して安全な場所に移すよう要請したと述べました。そのうえで、現在の状況は地理的に限定されたものであることから、銃器と弾薬を売り場に戻し始める決断を下したと語りました。
今回の決断は大統領選の投票日まで数日という時点で下されました。