高円宮家の
三女の
絢子さまが、
3日後の
結婚式を
前に、
皇室の
祖先などをまつる
皇居の
宮中三殿に
拝礼されました。
絢子さまは、26
日午前9時半すぎ、
お住まいの
ある赤坂御用地を
出発されました。
皇族の結婚に伴う重要な儀式として車列には皇宮警察のサイドカーも加わり、絢子さまは、乾門から皇居に入られました。そして、午前10時すぎに、母親の高円宮妃の久子さまや姉の承子さまなど4人の皇族方が参列する中、宮中三殿に皇族として最後となるお参りをされました。
「小袿」に「長袴」という平安朝ゆかりの装束に、「おすべらかし」と呼ばれる髪型の絢子さまは、扇を手に、まず、宮中三殿の中央にある賢所に向かわれました。そして、賢所の正面に座り、一礼してから中に入って拝礼されました。続いて、皇室の祖先をまつる皇霊殿、さらに、国内の神々をまつっている神殿にそれぞれ拝礼されました。
午後からは、絢子さまが天皇皇后両陛下にお別れのあいさつをされる「朝見の儀」が、皇居宮殿の「松の間」で行われます。