参院さんいん本ほん会議かいぎ 旧きゅう統一とういつ教会きょうかい問題もんだい 北朝鮮きたちょうせんの弾道だんどうミサイル対応たいおうなど論戦ろんせん

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「法人ほうじん格かくの剥奪はくだつという極きわめて重おもい対応たいおうである解散かいさん命令めいれいの請求せいきゅうは、信教しんきょうの自由じゆうを保障ほしょうする観点かんてんから判例はんれいも踏ふまえ慎重しんちょうに判断はんだんする必要ひつようがあるが、法令ほうれいから逸脱いつだつする行為こういがあれば厳正げんせいに対処たいしょする必要ひつようがあることは言いうまでもない。政府せいふとしては関係かんけい法令ほうれいとの関係かんけいを改あらためて確認かくにんしながら厳正げんせいに対応たいおうしていく」と述のべました。

また田名部たなべ氏しは山際やまぎわ経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんが、先さきの参議院さんぎいん選挙せんきょの際さい、街頭がいとう演説えんぜつで「野党やとうの人ひとからくる話はなしはわれわれ政府せいふは何一なにひとつ聞きかない」と発言はつげんしたことについて「その後そのご、『地域ちいきの方々かたがたの意見いけんを賜たまわりながら国政こくせいに反映はんえいさせたいという文脈ぶんみゃくだ』などと弁明べんめいしたが、苦し紛くるしまぎれの言い訳いいわけにも程ほどがある。大臣だいじんとしてふさわしいか到底とうてい納得なっとくできない」と指摘してきしました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「官房かんぼう長官ちょうかんから発言はつげんには慎重しんちょうを期きすよう注意ちゅういしたところだ。岸田きしだ内閣ないかくとしては、引き続ひきつづき国民こくみんの厳きびしい声こえにも真摯しんし（しんし）に謙虚けんきょに丁寧ていねいに向き合むきあっていくことを誓ちかう」と述のべました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「北朝鮮きたちょうせんの今後こんごの動向どうこうを含ふくめた情報じょうほうの収集しゅうしゅう、分析ぶんせき、警戒けいかい監視かんしに万全ばんぜんを期きし、関係かんけい各国かっこくと緊密きんみつに連携れんけいしながら日本にっぽん国民こくみんの生命せいめい、そして平和へいわな暮くらしを断固だんこ守り抜まもりぬく決意けついだ。そのために、年末ねんまつまでに策定さくていする新あらたな国家こっか安全あんぜん保障ほしょう戦略せんりゃくなどの検討けんとう過程かていでいわゆる『反撃はんげき能力のうりょく』を含ふくめ、あらゆる選択肢せんたくしを排除はいじょせず、現実げんじつ的てきな検討けんとうを加速かそくし、防衛ぼうえい力りょくを抜本ばっぽん的てきに強化きょうかしていく」と述のべました。

また世よ耕こう氏しは「電力でんりょく・ガス料金りょうきんの高騰こうとうについて岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは所信しょしん表明ひょうめい演説えんぜつで『前例ぜんれいのない思い切おもいきった対策たいさくを講こうじる』と明言めいげんした。価格かかくを抑おさえるだけでは不十分ふじゅうぶんで、下さげることが重要じゅうようだが、具体ぐたい的てきにどういう対策たいさくをどういうタイミングで講こうじるのか」と問といました。

これに対にたいし岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「先月せんげつの追加ついか策さくでは『電力でんりょく・ガス・食料しょくりょう品等ひんとう価格かかく高騰こうとう重点じゅうてん支援しえん地方ちほう交付こうふ金きん』の創設そうせつや特とくに家計かけいへの影響えいきょうが大おおきい低てい所得しょとく世帯せたい向むけの給付きゅうふ金きんの創設そうせつなど緊急きんきゅうの支援しえん策さくを講こうじた。これに加くわえ、電力でんりょく料金りょうきんの急激きゅうげきな値上ねあがりリスクに対応たいおうすべく、家計かけい・企業きぎょうの電力でんりょく料金りょうきん負担ふたんの増加ぞうかを直接ちょくせつ的てきに緩和かんわする前例ぜんれいのない思い切おもいきった対策たいさくを講こうじていく。与党よとうとも意見いけん交換こうかんをしながら今月こんげつ末まつの経済けいざい対策たいさくの取とりまとめに具体ぐたい策さくを盛り込もりこむ」と述のべました。