ウクライナ国営の原子力企業「エネルゴアトム」が、ザポリージャ原発の副所長が10日にロシア軍に連れ去られ、現在も居場所が分からないと発表しました。
原子力企業「エネルゴアトム」によりますと、ウクライナ南部のザポリージャ原発の副所長が10日にロシア軍に連れ去られ、現在も拘束されていて居場所が分からない状況が続いているということです。
ロシアの独立系メディアによりますと、ロシアはウクライナ人の従業員たちに引き続き原発で働かせようとしていますが、副所長は抵抗していたとみられます。
ザポリージャ原発を巡っては、「エネルゴアトム」は、所長が先月30日にロシア側に目隠しをされて連行され、その後解放されたと発表していました。