ウクライナと国境を接するベラルーシが対テロ作戦体制を導入したことを明らかにしました。
ベラルーシのマケイ外相は14日、ロシアメディアのインタビューで「対テロ作戦体制が国内に導入された」と述べました。
対テロ作戦体制が導入されると身元確認のための逮捕や盗聴、あらゆる通信の制御など幅広い権限が治安部隊に与えられるとみられます。
マケイ外相は、導入の理由として「複数の近隣諸国がベラルーシを侵略しようとしている情報がある」などと主張しました。
また、ベラルーシのルカシェンコ大統領は10日、ベラルーシがロシアと合同で部隊を編成することに合意したと発表していて、ウクライナ北部への攻撃準備の可能性も指摘されていました。