日本最大級のファッションの展示会が始まり、「サステナブル」をキーワードにした最新の技術が集まりました。
新たな衣服のリサイクルでは、回収した衣服からボタンなどを取り除き、細かく砕いたものを圧縮しパネルを製作します。
そこから棚やマネキン、ハンガーなどが作られます。
パネルの元となる衣服を色分けし、色のバリエーションをもたせたほか、繊維の配合率を9割以上にすることでなめらかな手触りにこだわったということです。
また、AR=拡張現実で髪の色を自由にシミュレーションするサービスも展示されました。
このサービスで、花王では店頭で見本に使うプラスチックの毛束を1年間でおよそ56トン削減したということです。
日本での衣服の廃棄量は年間およそ50万トンにも及ぶことから、ファッション業界では廃棄量を減らすような商品・サービスが相次いで誕生しています。