COP23 ふつどく首脳しゅのう「パリ協定きょうてい実行じっこう協力きょうりょくびかけ

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Nov 16, 2017 06:11
Furigana
ドイツひらかれている地球ちきゅう温暖おんだん対策たいさく国連こくれん会議かいぎ、「COPさん」で、いちにち閣僚かくりょうきゅう会合かいごうはじまりました。フランスマクロン大統領だいとうりょうとドイツのメルケル首相しゅしょう出席しゅっせきし、アメリカトランプ政権せいけん脱退だったい表明ひょうめいしたぜろぜろねん以降いこう温暖おんだん対策たいさく国際こくさいてき枠組わくぐみ「パリ協定きょうてい」の着実ちゃくじつ実行じっこうけて、各国かっこく協力きょうりょくびかけました。ドイツのボンひらかれている「COPさん」では、「パリ協定きょうてい」のルールづくりの交渉こうしょうつづいています。

いちにち閣僚かくりょうきゅう会合かいごうはじまり、フランスのマクロン大統領だいとうりょうとドイツのメルケル首相しゅしょうなどが出席しゅっせきしました。

このうちマクロン大統領だいとうりょうは、アメリカのトランプ政権せいけん脱退だったい表明ひょうめいした「パリ協定きょうてい」について、「かなら実行じっこううつすため全力ぜんりょくくす」とうったえました。

そのうえで、「ヨーロッパがアメリカのわりをつとめなければならない。フランスはその用意よういができている」とべ、アメリカがりやめた国連こくれんIPCCあいぴ-し-し-=「気候きこう変動へんどうに関にかんする政府せいふかんパネル」への資金しきん日本にっぽんえんにしておくえんあまりの拠出きょしゅつわりにおこない、温暖おんだん研究けんきゅう支援しえんしていくかんがえをあきらかにしました。

またメルケル首相しゅしょうも「パリ協定きょうていねんまえ採択さいたくされたのは温暖おんだん対策たいさくはじまりにすぎず、わたしたちの仕事しごとおおくがのこされている。温暖おんだんによる被害ひがいれば対策たいさくすすめることがいかに重要じゅうようかがわかる」とべるなど、にん首脳しゅのうは「パリ協定きょうてい」の着実ちゃくじつ実行じっこうけて各国かっこく協力きょうりょくびかけました。

国連こくれん事務じむ総長そうちょう資金しきん支援しえん不可欠ふかけつ

「COPさん」の閣僚かくりょうきゅうによる会合かいごうで、国連こくれんグテーレス事務じむ総長そうちょうは、発展はってん途上とじょうこく異常いじょう気象きしょうによる被害ひがい最小さいしょうげんおさえるためには、先進せんしんこくからの資金しきん支援しえん不可欠ふかけつだと指摘してきしました。

そのうえで、「信用しんよう信頼しんらいきずうえでは約束やくそくまもることが不可欠ふかけつだ」とべ、アメリカが「パリ協定きょうてい」からの脱退だったい温暖おんだん対策たいさく資金しきん拠出きょしゅつりやめる方針ほうしんしめすなか、ほかの先進せんしんこくからの拠出きょしゅつかせなくなっていると強調きょうちょうしました。

また、アフリカ中部ちゅうぶガボンアリ・ボンゴ大統領だいとうりょうは、アフリカで、異常いじょう気象きしょうによる被害ひがいおさえるために必要ひつよう費用ひようは、年々ねんねん増加ぞうかしていると指摘してきしたうえで、「ぜろぜろねんには日本にっぽんえん年間ねんかんぜろぜろおくえんあまりが必要ひつようになるとみられている。先進せんしんこくは、十分じゅうぶん資金しきん支援しえんおこなってほしい」とうったえていました。

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