ことしのノーベル
賞の
授賞式が
日本時間の11
日午前0時半からスウェーデンのストックホルムで
行われ、
化学賞の
受賞者に
選ばれた
吉野彰さんにメダルと
賞状が
贈られます。スウェーデンのストックホルムでは
日本時間の11
日午前0時半から
中心部に
あるコンサートホールで
平和賞をのぞくノーベル
賞の
授賞式が
行われます。
日本からはスマートフォンやパソコンなどに広く使われている「リチウムイオン電池」の開発に大きく貢献し、化学賞の受賞者に選ばれた大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェロー、吉野彰さんが出席します。
吉野さんは1500人余りの招待客を前にスウェーデンのグスタフ国王から記念のメダルと賞状を手渡されることになっています。
また授賞式に続いて、日本時間の11日午前3時すぎからは近くの市庁舎で晩さん会も行われ、吉野さんはスウェーデン王室の王族らとともに出席することになっています。
緊張は?「ありません」
吉野さんは日本時間の10日午後6時、現地時間の午前10時すぎにホテルのエントランスに姿を現しました。
ストックホルムは前の夜から降っていた雪がやみ、一転して青空が広がっていて、吉野さんは報道陣から授賞式に向けた気持ちを尋ねられると「きょうの天気のように晴れ晴れとした気分です。地面が凍っているので滑らないように注意します」とリラックスした様子で答えました。緊張はありますかと尋ねられると「ありません」と笑顔で力強く答えていました。