平成15
年に
前橋市のスナックで
4人を
殺害した
罪などで
死刑が
確定していた
住吉会系の
元暴力団会長が26
日朝、
東京拘置所で
死亡しているのが
見つかったことが
関係者への
取材で
分かりました。
法務省が
死因などくわしい
状況を
調べています。
関係者によりますと、死亡したのは住吉会系の元暴力団会長の矢野治死刑囚(71)です。
矢野死刑囚は平成15年に前橋市のスナックで4人が射殺された事件などで犯行を指示したとして殺人などの罪に問われ、平成26年に死刑が確定していましたが、26日朝、収容先の東京拘置所で死亡しているのが見つかったということです。
矢野死刑囚は死刑が確定したあと、ほかに男性2人を殺害したと告白する手紙を警察に送り、2人を殺害した罪で起訴されましたが、東京地方裁判所はおととし12月、「死刑執行を引き延ばすためにうその告白をする動機が十分にあり、信用できない」などと指摘し、無罪を言い渡していました。
法務省は死因など詳しい状況を調べています。