先月、
遠征先のマレーシアで
交通事故にあったバドミントン
男子のエース
桃田賢斗選手が、
練習中にシャトルが
二重に
見えるなどの
不調を
訴え
精密検査を
受けた
結果、
右目の
眼か
底骨折と
診断されていたことが
分かりました。
桃田選手は
8日に
手術を
受け、
全治3か月と
診断されたということで、
復帰の
時期は
大幅に
ずれ込む
見通しです。
桃田選手は
先月13
日、マレーシアで
開かれていた
国際大会を
終えて
空港へ
向かう途中、
乗っていた
車が
高速道路で
トラックに
追突し、
全身を
強く
打ったほか顔を
切るなどのけがをしました。
帰国後の精密検査では骨折や内臓の損傷はなく、「身体面に異常なし」と診断されたため、今月3日から都内で始まった日本代表合宿で練習に復帰しました。
しかし、所属先のNTT東日本によりますと、桃田選手は練習の中で「シャトルが二重に見える」などと不調を訴えたため、7日に精密検査を行った結果、右目の眼か底骨折が判明したということです。
桃田選手は8日、手術を受けて無事に退院しましたが、全治までには3か月ほどかかると診断されたということです。
桃田選手は来月にイギリスで行われる全英オープンでの実戦復帰を目指していましたが、大会の出場を見送って再び療養することになり、オリンピックまで5か月余りとなるなか、復帰の時期は大幅にずれ込む見通しです。
パクHC「焦らず回復に専念を」
日本代表のパク・ジュボンヘッドコーチは、桃田選手の右目の眼か底骨折について、「先ほど手術の結果を所属チームから聞いて一安心しております。今後に関しては術後の経過を見て決めていくことになると思いますが、焦らずに回復に専念してほしいと思います」というコメントを発表しました。