中国政府が景気浮揚策として「家具・家電の買い替え推進」を発表するなか、日本の家具量販店「ニトリ」が中国での出店を加速させています。
家具量販店のニトリは13日、中国本土の店舗数がまもなく100店を超え、世界の店舗数でも1000店を超えることを記念して上海市内で鏡開きを行いました。
不動産価格の下落が続く中国ですが、ニトリは新規開店のコストが抑えられるとして出店計画を加速していて、2032年までに世界で3000店舗を目指すとしています。
中国政府は今月、消費を拡大するために家具や家電の「買い替え」を推進すると発表していて、ニトリはオフィス向け家具などの営業にも力を入れていくとしています。