日本人にっぽんじんを含ふくむ外国人がいこくじん8人にんのグループが12日にち、北部ほくぶ・新北市にぎたしの台北たいぺいメトロ（MRT）板南線永寧駅はんなんせんえいねいえきで、スケートボードに乗のってガラスにひびを入いれるなどの騒さわぎを起おこし、合計ごうけい2万まん8500台湾元たいわんげん（約やく13万まん4200円えん）の過料かりょうを科かせられていたことが15日にち、台北市政府警察局捷運警察隊たいぺいしせいふけいさつきょくとしうんけいさつたいの発表はっぴょうで分わかった。

同隊どうたいによると、このグループは12日午前にちごぜん11時じ50分ぷんごろ、永寧駅えいねいえきで下車後げしゃご、地上ちじょうでバスを待まつ間あいだにスケボーに乗のり、駅出口えきでぐちのガラスにひびを入いれ、その場ばを立たち去さった。同日午後どうじつごご7時じ18分ぷんごろになって戻もどってきたのを駅員えきいんが発見はっけんし、事情じじょうを聞きこうとしたが8人にんは拒否きょひして逃走とうそうした。うち4人にんは自動改札機じどうかいさつきを不正ふせいに乗のり越こえたという。

13日夜にちよるになり、永寧駅えいねいえきに姿すがたを現あらわした米国人べいこくじんメンバー1人ひとりを駅員えきいんが再ふたたび見みつけ、警察けいさつに通報つうほう。その後ご8人全員にんぜんいんが警察けいさつで事情聴取じじょうちょうしゅを受うけた。

8人にんはインターネット上じょうで知しり合あった。年齢ねんれいは27～35歳さいで、いずれも騒さわぎへの関与かんよを認みとめており、ガラスの交換こうかんにかかる費用ひよう6万まん6千元せんげん（約やく31万円まんえん）余あまりも支払しはらう意向いこうを示しめしたという。

台北たいぺいメトロは、スケボーでガラスを損壊そんかいしたり、不正ふせいに改札機かいさつきを乗のり越こえたり、事情説明じじょうせつめいを拒否きょひしたりする行為こういはいずれもメトロに関かんする決きまりを定さだめた大衆捷運法たいしゅうとしうんほうに違反いはんすると強調きょうちょう。過料かりょう、損害賠償そんがいばいしょうを請求せいきゅうできるとしている。