見つかった当時、エスカレーターの手すり部分に上着の一部が巻き込まれた状態だったということで、警察が詳しい状況を調べています。
警察によりますと、昨夜9時ごろ、JR水戸駅のホームから改札に向かう上りのエスカレーターで男性が倒れていると駅員から消防に通報がありました。
連絡を受けた警察官が駆けつけると、エスカレーターを上りきったところで、男性が手すり部分に上着の一部を巻き込まれた状態で倒れていて、近くの病院に運ばれましたがおよそ4時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは茨城県日立市の会社員 鈴木守さん(72)で、水戸市内の会社から自宅に帰る途中だったとみられるということです。
警察によりますと、駅員が事故を確認した時にはエスカレーターは動いていたということで、警察は防犯カメラの映像を解析するなどして当時の状況を詳しく調べています。