飼い犬と野鳥の名コンビとしてSNS上で人気を呼んでいたオーストラリアの「ペギー」と「モリー」が、地元当局の判断で引き裂かれたとの報告に対し、多くのファンから抗議の声が集まっています。
ペギーはジュリエット・ウェルズさんとリース・モーテンセンさんが飼っているスタッフォードシャーブルテリア。そこへ4年前、カササギのモリーがやって来ました。地元の公園に置き去りにされたひな鳥を、ウェルズさんが見つけて連れ帰りました。
だがウェルズさんとモーテンセンさんは26日、モリーが連れ去られたとする動画を投稿。一部から苦情が寄せられているとの理由で、環境当局に引き渡しを命じられたと報告しました。
当局の報道担当者は、保護対象のカササギが「違法」に捕らえられ、「無許可、無免許」で飼育されていたと説明。野生動物をペットと接触させるとストレスや刷り込みの形成などの面で問題が生じる恐れがあると述べました。