鹿児島県姶良市では、2匹のくもが戦う「くも合戦」を行っています。400年以上続いていて、国が大切にしている文化です。
新型コロナウイルスの問題で「くも合戦」はしばらくありませんでした。18日に久しぶりに行うと、100人ぐらいがくもを持って集まりました。
長さ60cmの細い棒の上で、コガネグモというくもの雌2匹が戦います。棒から落としたり、相手に糸を巻いたりしたくもが勝ちます。参加した人たちは、声を出して応援したり、ビデオを撮ったりしていました。
9歳の男の子は「えさをあげて大事にくもを育てました。負けて残念でしたが、来年も出たいです」と話していました。20年以上参加しているお年寄りは「またくも合戦がにぎやかにできて、うれしいです。次は孫と一緒に参加したいです」と話していました。