「チャットGPT」のブームを追い風に6割を超える企業が生成AI(人工知能)の活用や導入を検討していることが民間の調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンクが1380社を対象に調査した結果、6割を超える企業が生成AIを業務に活用、または導入することを検討していると答えました。
そのうちすでに活用している企業は9.1%、導入を具体的に検討しているのは14.2%でした。残りの37.8%は検討するものの「活用のイメージがわかない」と回答しています。
一方、「活用を検討しない」とする企業からは情報の正確さや情報漏洩(ろうえい)のリスクなどに懸念を示す声があったということです。
人手不足の緩和や生産性の向上が期待されつつも、ビジネスでの活用が定着するにはまだ時間がかかりそうです。