自動車の
大量生産に
必要な
型式指定の
取得に関してダイハツ工業が
不正を
行っていた
問題で、
国土交通省は、3
車種で、
国の
基準を
満たしていないことが
確認されたとして、
会社に対し、
速やかにリコールを
届け出るよう
指導したと
発表しました。
ダイハツをめぐって去年12月に問題が明らかになったあと、国土交通省は不正が確認された車などのうち開発中の1車種を除く、45車種と4種類のエンジンについて国の基準に適合するかどうか確認を進めてきました。
その結果、「グランマックス」、トヨタブランドの「タウンエース」、マツダブランドの「ボンゴ」の3車種のいずれもトラックタイプで、基準を満たしていないことが確認されたということです。
これらの車では車体後部が追突された際にバッテリーの位置がずれ、衝突時の火災発生防止を目的とした基準に適合しないことがわかったということです。
このため、国土交通省は25日ダイハツに対し、3車種について速やかにリコールを届け出るよう指導しました。
また、25日までに基準への適合を確認するとしたすべての車種とエンジンで確認の作業を終えたということです。