日本新聞: 岸田内閣発足から1000日総裁選見据えた動き今後さらに活発に

岸田きしだ内閣ないかく発足ほっそくから1000日にち総裁そうさい選せん見据みすえた動うごき今後こんごさらに活発かっぱつに

Jun 29, 2024 05:06

Furigana

岸田きしだ内閣ないかくは発足ほっそくから29日にちで1000日にちとなり、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんとしては政権せいけん運営うんえいが厳きびしさを増ます中なか、国内外こくないがいの課題かだいで成果せいかを出だし、局面きょくめんの転換てんかんを図はかりたい考かんがえです。一方いっぽう、自民党じみんとう内ないでは9月つきまでに行おこなわれる総裁そうさい選挙せんきょを見据みすえた動うごきや発言はつげんが相次あいついでいて、今後こんごさらに活発かっぱつになる見通みとおしです。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、内閣ないかく発足ほっそくから1000日にちとなることをめぐり、緊張きんちょう感かんの連続れんぞくだったと振り返ふりかえった上うえで、今後こんごについて「先送さきおくりできない課題かだいに取り組とりくんでいくことに尽つきる」と述のべました。

また、9月つきまでに行おこなわれる自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょへの対応たいおうをめぐっては言及げんきゅうを避さけました。

政治せいじとカネをめぐる問題もんだいも背景はいけいに内閣ないかく支持しじ率りつの低迷ていめいが続つづき、総裁そうさい選挙せんきょを前まえに政権せいけん運営うんえいは厳きびしさを増ましていて、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんとしては、政治せいじ改革かいかくや物価ぶっか高だか対策たいさくなど国内外こくないがいの課題かだいで成果せいかを出だし、局面きょくめんの転換てんかんを図はかりたい考かんがえです。

一方いっぽう、党内とうないでは菅かん前ぜん総理そうり大臣だいじんが政治せいじとカネをめぐる問題もんだいで岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは責任せきにんを取とっていないと批判ひはんし、総裁そうさい選挙せんきょを通をつうじて刷新さっしん感かんを打ち出うちだすことが重要じゅうようだという考かんがえを示しめしています。

こうした中なか、石破いしば・元もと幹事かんじ長ちょうは総裁そうさい選挙せんきょへの対応たいおうについて28日にち、記者きしゃ団だんに「熟考じゅっこうしている」と述のべました。

また、河野こうのデジタル大臣だいじんは「立候補りっこうほの意欲いよくは初はつ当選とうせん時じの28年ねん前まえから申し上もうしあげている。今いまは大臣だいじんとして職務しょくむをしっかりまっとうすることが現時点げんじてんでの最さい優先ゆうせんだ」と述のべるなど、総裁そうさい選挙せんきょを見据みすえた動うごきや発言はつげんが相次あいついでいて、今後こんごさらに活発かっぱつになる見通みとおしです。