일본어 뉴스: 大分宇佐親子強盗殺人事件 39歳会社員に死刑判決大分地裁

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Jul 2, 2024 18:07

Furigana

4年ねん前まえ、大分おおいた県けん宇佐うさ市しの住宅じゅうたくに侵入しんにゅうし、親子おやこを殺害さつがいして現金げんきんを奪うばったとして強盗ごうとう殺人さつじんなどの罪つみに問とわれた39歳さいの会社かいしゃ員いんに、大分おおいた地方ちほう裁判所さいばんしょは「刑事けいじ責任せきにんは極きわめて重大じゅうだいであるといわざるをえない」として、被告ひこく側がわの無罪むざいの主張しゅちょうを退しりぞけ、死刑しけいを言い渡いいわたしました。

大分おおいた市し緑が丘みどりがおかの会社かいしゃ員いん、佐藤さとう翔しょう一いち被告ひこく（39）は4年ねん前まえ、宇佐うさ市し安心院あじむ町まちの住宅じゅうたくに侵入しんにゅうし、この家いえに住すむ当時とうじ79歳さいの女性じょせいと、当時とうじ51歳さいの女性じょせいの長男ちょうなんを殺害さつがいしたうえ、現金げんきん8万まん円えん余あまりを奪うばったとして、強盗ごうとう殺人さつじんなどの罪つみに問とわれました。

これまでの裁判さいばんで検察けんさつが死刑しけいを求刑きゅうけいしたのに対にたいし、被告ひこく側がわは、第三者だいさんしゃによる犯行はんこうの可能かのう性せいがあるとして無罪むざいを主張しゅちょうし、「被告ひこくが犯人はんにんかどうか」が最大さいだいの争点そうてんとなりました。

2日にちの判決はんけつで、大分おおいた地方ちほう裁判所さいばんしょの辛島からしま靖やすし崇たかし裁判さいばん長ちょうは「被告ひこくの車くるまのトランクから被害ひがい者しゃの血液けつえきが採取さいしゅされたことや、現場げんばに残のこされた足跡あしあとと被告ひこくの靴くつの特徴とくちょうが酷似こくじしていることなどから、被告ひこくが犯人はんにんであると優ゆうに認みとめられる」などと指摘してきし、被告ひこくの主張しゅちょうについては「不ふ自然しぜんな点てんが多おおく、信用しんようできない」としました。

そのうえで「被告ひこくは借金しゃっきんの返済へんさいに充あてる資金しきんを得えようと被害ひがい者しゃの家いえに侵入しんにゅうして、2人にんに出でくわしたことから、口くち封ふうじのため殺害さつがいしたもので、刑事けいじ責任せきにんは極きわめて重大じゅうだいであるといわざるをえない」などとして、死刑しけいを言い渡いいわたしました。