年金制度改革の
関連法案をめぐり
自民党と
立憲民主党の
参議院国会対策委員長が
会談し、
立憲民主党は、
重要な
法案なので
政府が
今の
国会に
提出しなければ
厳しい対応をとらざるをえないと
伝えました。
自民党の石井参議院国会対策委員長と、立憲民主党の斎藤参議院国会対策委員長が、13日午後に会談しました。
この中で斎藤氏は、政府が年金制度改革の関連法案の提出を先送りする意向を示していることについて、与野党が重要法案として取り扱うことで合意しており、今の国会に提出しなければ、厳しい対応をとらざるをえないと伝えました。
これに対し石井氏は、時間がかかっても、今の国会に提出すべきと考えていると応じました。
また、新年度予算案の審議日程をめぐり両氏は、3月17日に石破総理大臣に出席を求めて、参議院予算委員会で教育や社会保障などをテーマに集中審議を行うことで合意しました。
自民 石井参院国対委員長 “今国会に提出すべき”
自民党の石井参議院国会対策委員長は、記者団に対し「斎藤国会対策委員長からは、『仮に法案を提出できない場合には、厚生労働大臣に対し、衆参両院で判断しなければならない事案になる』と厳しく指摘された。少数与党とはいえ、自民党は比較第1党であり、時間がかかっても今の国会に提出すべきだ」と述べました。
立民 斎藤参院国対委員長 “法案提出なければ予算審議に影響”
立憲民主党の斎藤参議院国会対策委員長は、記者団に対し「法案の提出に至らなければ、福岡厚生労働大臣の資質が問われ、例えば衆議院で大臣の不信任決議案を出すとか、参議院で問責決議案を出すといった話になってくるので、予算審議にも非常に大きな影響が出る。法案を出さない選択肢はないし、出さないとしたら、大臣の任にあらずと言わざるをえない」と述べました。