日本海側にのびる
梅雨前線に
向かって
暖かく
湿った
空気が
流れ込んでいることから
前線の
活動が
活発になり、
九州から
東北地方にかけて
発達した
雨雲がかかっています。
明け方から熊本県で雨が強まり、午前6時までの1時間には、山都町で90.5ミリの猛烈な雨が降りました。
午前8時までの6時間に降った雨の量は、山都町で232.5ミリ、甲佐町で163.5ミリとなっています。
これまでに降った雨で熊本県では、土砂災害の危険性が高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、洪水の危険性が高まっている河川もあります。
前線は夜にかけて太平洋側まで南下するため、西日本から北日本にかけての各地で雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、九州を中心に、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
18日朝までの24時間に降る雨の量は、
▽九州と東海で150ミリ
▽北陸で120ミリ
▽中国地方で80ミリ
▽東北で70ミリと予想されています。
東海から九州では、平年より大幅に早く梅雨入りが発表されています。
気象庁は、梅雨入りが発表されていない地域も含めて、土砂災害や低い土地の浸水、それに川の氾濫に警戒を呼びかけています。
熊本 益城町 建物の浸水情報
熊本県益城町によりますと、午前4時20分ごろ益城町福富で複数の建物が浸水しているという情報が寄せられ、消防が被害状況を確認しているということです。