アメリカ・カリフォルニア
州は、
世界最大の
交流サイトを
運営するフェイスブックが
大量の
個人データを
流出させた
問題について、
法律に
違反していないか
調査を
進めていることを
明らかにしたうえで、ザッカーバーグCEOの
電子メールを
含む内部資料を
提出するよう
裁判所に
申し立てました。
6日、カリフォルニア
州のベセラ
司法長官が
記者会見を
開き、フェイスブックが
大量の
個人データを
流出させた
問題について、プライバシーの
保護に関する
州の
法律などに
違反していないか、
去年6月から
調査を
進めていることを
明らかにしました。
そのうえでベセラ長官は、ザッカーバーグCEOの電子メールを含む内部資料を提出することなどを命じましたが、対応が不十分だとして6日、州の裁判所に命令に従うよう申し立てたということです。
これについてフェイスブックは「州の調査には広範囲にわたり協力している。これまでに数千ページに及ぶ書面での回答と数十万件の資料を提出した」とコメントしています。
フェイスブックに対しては、アメリカの連邦取引委員会が利用者データの管理を怠ったとして日本円で5400億円にのぼる制裁金を科したほか、全米各地の司法当局が独占的な地位を利用して適正な競争を妨げていないか調査を進めています。