東京都の池袋で4月、とても速いスピードで走ってきた車が歩いていた人たちをはねて、2人亡くなりました。このとき車を運転していたのは87歳の人でした。
警察が事故の原因を調べると、運転中にアクセルをブレーキと間違えて踏み続けたためだとわかりました。これから検察庁が調べます。
この事故のあと、お年寄りが運転する車の事故をなくすため、いろいろなことが始まっています。東京都は、70歳以上の人が運転する車に、急に走り出さないようにする機械を付けるとき、必要なお金の一部を出すことにしました。
車の運転をやめると決めて、運転免許証を警察に返すお年寄りも増えています。今年1月から10月までに返した人は、去年1年間より多くなっています。