「
桜を
見る
会」をめぐり、
安倍総理大臣が15
日、
記者団に
法令違反はない
などと
説明したことで、
政府・
与党は、
一定の
説明責任は
果たされたとしていますが、
野党側は、
国会で
説明すべきだとして、
予算委員会の
集中審議に
応じるよう
引き続き
求めて
いく方針です。
総理大臣主催の「
桜を
見る
会」をめぐり、
安倍総理大臣は15
日、およそ20
分間、
記者団の
取材に
応じ、「
年数を
経るごとに
人数が
多くなってきたことも
反省しなければならない」と
述べました。
一方、前日夜の懇親会を含め、すべての費用は参加者の自己負担であり、みずからの事務所や後援会の収入や支出はなかったとして、政治資金規正法違反にはあたらないという認識を示し、懇親会の会費については、「5000円という会費は、大多数がホテルの宿泊者という事情を踏まえ、ホテル側が設定した価格だ」と説明しました。
これを受けて、政府関係者は、「安倍総理大臣は、丁寧に説明していた」と述べるなど、政府・与党は、安倍総理大臣が一定の説明責任を果たしたとしています。
これに対し、立憲民主党の安住国会対策委員長は、「説明責任を果たしたことにはならず、火に油を注いでいる」と批判したほか、野党内からは、「参加者が増えた経緯を説明できていない」とか、「後援会活動なら、政治資金収支報告書に記載しなければならない」などという指摘が出ています。
野党側は、安倍総理大臣は国会で説明すべきだとして、予算委員会の集中審議に応じるよう引き続き求めていく方針です。