総理大臣主催の「
桜を
見る
会」について、
菅官房長官は
参議院内閣委員会で
反社会的勢力と
見られる
人物などが
参加していると
指摘されていること
に対し、
今後の
見直しで
本人確認の
徹底などセキュリティー
面の
改善を
図る考えを
示しました。
総理大臣主催の「
桜を
見る
会」をめぐり、
野党側は、
反社会的勢力と
見られる
人物などが
参加しているとして、
本人確認が
行われていないのではないかと
指摘しています。
これについて、菅官房長官は参議院内閣委員会で「個々の招待者の参加は承知していないが、出席者の一部について、さまざまな指摘がある。本人確認、セキュリティーの向上策については、今後の全般的な見直しの中で必要な対応をしていきたい」と述べました。
また菅官房長官は、安倍総理大臣夫人の昭恵氏による招待者の推薦について「安倍事務所で幅広く参加希望者を募る中で、夫人からのご意見もあったが、総理からの推薦およそ1000人の中に含まれている」と述べました。
また総理大臣や与党などへの推薦依頼について、内閣官房の大西証史内閣審議官は「人数の上限を確定的な数字としては申し上げていない。これまでの慣例的な数字で推薦をいただいている」と述べました。
法務省「名簿は6年分保存」森法務大臣「4人推薦した」
法務省は参議院法務委員会で推薦者名簿は、平成26年度から平成31年度までの6年分保存していて、その間、毎年度70人程度を推薦していたことを明らかにしました。
また、共産党の山添拓氏が「参議院の改選議員には特別枠があったとされているが、改選だった森法務大臣はことしの桜を見る会では特別枠も含めて何人招待し、後援会の方も招待したのか」とただしました。
これに対し森法務大臣は「特別枠というのは承知していないが、自民党の参議院の事務局から4人推薦するよう言われて4人推薦したと思う。地域のさまざまな活動にご貢献なされている方々を推薦した」と述べました。