ローマ カトリック
教会のフランシスコ
教皇がローマ
教皇として38
年ぶりに23
日、
日本を
訪れます。
積極的に
取り組む核兵器の
廃絶を
訴えて
被爆地の
長崎・
広島を
訪問し、
世界に
向けたメッセージを
発信します。
フランシスコ教皇は22日夜、日本に先立って訪れたタイの首都バンコクでおよそ700人の若者たちとミサを行い、タイでの一連の日程を終えました。
23日は日本時間の正午前にタイを出発し、午後6時前に羽田空港に到着する予定です。
ローマ教皇が日本を訪れるのは1981年のヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりです。
フランシスコ教皇は24日、長崎市に移動して爆心地公園で犠牲者に黙とうをささげ、就任以来、積極的に取り組む核兵器の廃絶を訴えて、世界に向けてメッセージを発信します。
さらに夕方には広島市に移動して平和公園で被爆者の証言を聞いたあと演説する予定です。
また25日には都内で東日本大震災の被災者と面会したあと天皇陛下と会見し、安倍総理大臣とも会談します。
東京ドームで数万人規模のミサも行うということです。
フランシスコ教皇は今週発表したビデオメッセージで世界の平和が脅威に直面していると指摘していて、訪日では「すべての命を守るため」をテーマにメッセージを発信するということで、その内容に世界の目が注がれています。