プロ野球の
阪神と
日本ハム、
それに
大リーグでプレーし、
今月、
現役復帰を
目指す考えを
明らかにした
新庄剛志さんが、27
日、NPB=
日本野球機構から
自由契約選手として
公示されました。
新庄さんは1990
年に
阪神に
入団し、2001
年から
3年間大リーグでプレーしたあと
日本ハムに
移籍し、2006
年に34
歳で
現役を
引退しました。
47歳になった新庄さんは、今月12日にSNSのインスタグラムで公開した動画で、「きょうからトレーニングを始めてもう1回プロ野球選手になろうと思います」と述べ、現役復帰を目指す考えを明らかにしていました。
そして27日、NPBは日本ハムからの申請を受けて、新庄さんを自由契約選手として公示しました。
野球協約では任意引退した選手が現役に復帰する際は、引退したときの所属球団に復帰しなければなりませんが、日本ハムが自由契約とする手続きを取ったことで、新庄さんは今後どの球団とも契約することが可能になりました。
新庄さんは現役時代、俊足と強肩を生かしたセンターの守備でゴールデン・グラブ賞を10回獲得したほか、パンチ力のあるバッティングも持ち味で、日米通算で1524安打、ホームラン225本をマークしました。
また大リーグ・ジャイアンツに在籍した時には、日本選手初のワールドシリーズ出場を果たし、日本球界に復帰してからは、日本ハムの中心選手としてさまざまなパフォーマンスやファンサービスで人気を集めました。