クーデターへの抗議デモが続くミャンマーでは、17日も治安当局の銃撃で複数の死者が出ていると伝えられています。
最大都市ヤンゴンでは17日もクーデターに抗議する市民に対して治安当局が銃撃を繰り返し、地元メディアによりますと、頭を撃たれた男性1人が死亡しました。このほか、北西部カレーミョでは銃撃で3人が死亡したとの情報があります。
ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」は17日、クーデター以降の死者が200人を超え、身柄を拘束された人はおよそ2200人に上ると発表しました。
また、ミャンマー軍は15日以降、多くのエリアでインターネットの接続を遮断。現地の詳しい情報を入手するのが難しい状況となっています。