中国で、スウェーデンの衣料品大手H&Mへのボイコットの動きが広がっています
H&Mは去年秋、新疆ウイグル自治区でウイグル族を強制労働させていると指摘を受けた中国企業との取引を停止すると発表していましたが、24日、中国ではSNS上で、「我々もH&Mをボイコットする」などの投稿が多発。国営の中央テレビもSNSで「国家主権を侵害してはならない。中国消費者によるボイコットで懲らしめられることになる」とコメントしました。
EUは22日、ウイグル自治区での人権侵害に関与したとして、地元当局幹部らへの制裁を発動。中国政府も対抗措置として、EU議会議員などへの制裁を発表しています。