これを前に、8日朝、世田谷区の施設に接種で使われる最初のワクチンが到着しました。
到着したのはファイザー社製のワクチン、およそ1000人分で、まず、トラックからワクチンやドライアイスが入った2つの大きな箱が慎重に降ろされ、施設の中に運ばれました。
そして、大きな箱の中の温度がマイナス75度に保たれていることを確認したあと、ワクチンを同じくマイナス75度に設定された施設内の超低温冷凍庫=ディープフリーザーの中に入れていました。
世田谷区では特別養護老人ホームの入所者からワクチンの接種を始める方針で、8日届いたワクチンは冷凍した状態で施設まで運ぶということです。
世田谷区の寺西直樹住民接種調整担当課長は「去年から準備してきたのでようやく到着したという思いが強いです。安全性を第1に、接種を進めていきたいです」と話していました。