去年3月、オーストラリアの研究所は、中国の新疆ウイグル自治区でウイグル族の人たちを工場などで無理に働かせていると言いました。そしてその工場などで作ったものを、世界の82の大きな会社が使っていると言いました。この中に、世界で服などを売っているユニクロもありました。
ユニクロを経営している会社の会長と社長の柳井正さんは8日、会社の半年の利益などを発表しました。このとき、新疆ウイグル自治区から買った綿花を使っているかという質問がありました。柳井さんは「私たちは政治について中立なので、そのような質問には答えることはできません」と言いました。そして「人権はとても大事で、必要なことは全部やっています」と言いました。