奈良市にある薬師寺の東塔という建物は、1300年ぐらい前からあって国宝になっています。前に大きな修理をしてから110年ぐらい過ぎていて、2009年から東塔を新しくする修理をしていました。
この修理が終わったことをお祝いする式がありました。式は2020年に行う予定でしたが、新型コロナウイルスの問題でできませんでした。
式では最初に、いつもは閉まっている東塔の扉をお寺の人が特別に開けました。集まった2000人ぐらいが、お経を言いながらお祝いしました。
薬師寺のお坊さんは「今までに大勢の人が東塔にお参りに来ました。これからも東塔とたくさんの人たちの気持ちを未来に伝えていくことが大切だと考えています」と話しました。
28日から、東塔と西塔の1階の中を見ることができます。