欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は、今年の世界平均気温が観測史上最高を記録するとの見通しを正式に発表しました。
C3Sによると、今年の平均気温は産業革命前に比べて約1.4ど上昇することが確実になりました。国際ルール「パリ協定」は、産業革命前からの気温上昇を1.5どに抑えることを目標に掲げています。昨年までの上昇幅は1.2ど前後でした。
世界の平均気温は6月以降、各月の史上最高記録を更新し続け、11月は産業革命前の水準を約1.75ども上回りました。同月は上昇幅が2どを超えた日も2かい観測され、専門家らが懸念を強めています。