香港で発行されている日刊紙に40年にわたり掲載されていた風刺漫画が突然、打ち切られることが発表されました。
香港で発行されている日刊紙「明報」は、1980年代から毎日掲載していた風刺漫画を14日以降、掲載しないと発表しました。
明確な理由は明かされていませんが、香港政府高官から圧力があったとみられます。
明報の職員組合はSNSで、「新聞にとって風刺漫画なども核心的価値の一部である。各界が言論の自由を尊重し社会正義と優しさを守ることを期待する」と声明を出しました。
香港では国家安全維持法の成立以降、中国政府に対し、批判的なメディアが休刊に追い込まれるなどの事態が相次いでいます。