UFO=
未確認飛行物体をめぐっては、
アメリカ国防総省が
特別チームを
設けて
調査を
行うなどしていて、アメリカ
議会下院で17
日、
関係者が
出席して
公聴会が
開かれました。
この中で国防総省の高官は「アメリカ兵たちが未確認の航空現象に遭遇していることを把握しており、飛行の安全性へのリスクとなるため起源の特定に取り組んでいる」と説明しました。
また、公聴会では飛行物体を撮影した映像が公開され、このうち球体が航空機を横切る映像について、アメリカ海軍の幹部は「この物体が何であるか説明できない」と指摘しました。
一方、
暗視装置を通して撮影したという
光る物体については、
無人航空機と
結論づけたと
説明し「
収集した
情報から
物体が
何かを
理解するには
多大な
努力が
必要に
なる」と
述べました。
アメリカ政府は去年6月、UFOに関する報告書を公表し、これまでに軍などで140件余りの目撃情報が報告されたとしているものの、そのほとんどの正体については結論が出ていないとしました。
アメリカのメディアは、UFOに関する公聴会が開かれたのはおよそ50年ぶりだと伝えていて、関心が高まっています。