ロシア国防省はウクライナ南東部のマリウポリで製鉄所に立てこもっていたウクライナ兵が新たに771人投降したと発表しました。
ロシア国防省は19日、マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で771人のウクライナ兵が新たに投降し、投降した兵士の累計が1730人に達したと発表しました。
国防省の報道官は、そのうち80人が負傷兵だとして親ロシア派支配地域の病院で「必要な治療が施されている」とコメントしています。
投降したウクライナ兵を巡っては赤十字国際委員会が支援を始めていて、家族との連絡役などを担っています。
ただ、マリウポリ周辺を実効支配する親ロシア派のトップは、ウクライナ兵について「戦争犯罪者なので軍事裁判にかける」と断言していて、処遇の見通しは不透明です。