東京 墨田区にある東京スカイツリーは、22日で開業から10年を迎えました。
東京スカイツリーには高さ350メートルに「天望デッキ」、高さ450メートルに「天望回廊」とそれぞれ名付けられた2つの展望台が設けられ、東京の観光名所となっています。
開業10年を記念して、22日に地上634メートルの高さにある頂上部が開業後初めて報道陣に公開されました。
直径16メートルの円の形をした頂上部には特別に舞台に見立てた台が設けられ、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが登場しました。
海老蔵さんは「世界の平和、コロナ禍の収束、そして困難に立ち向かうすべての方々の災いをはらう思いを込めて、にらみをご覧に入れまする」と口上を述べました。
そして、片足を踏み出して力強くにらみつけることで魔よけをする、海老蔵さんの芸の真骨頂とも言われる「にらみ」を披露しました。
この様子は施設内で開かれた記念式典で中継されました。