ガソリン価格の高騰を受け、アメリカのライドシェアサービス大手Uberは11日、価格上昇分をサービス料金に反映させる「燃油サーチャージ」をアメリカとカナダで始めると発表しました。
Uberのライドシェアサービスは一定の条件を満たせば自分の車を使って仕事を始めることができ、ガソリン代はドライバーが負担しています。
今回の措置はドライバーの負担軽減策で、利用する場所により1回の利用で0.45ドル日本円でおよそ52円、または0.55ドルおよそ63円がサービス料金に加算されると言うことです。料理の宅配サービスでも1回あたり0.35ドルか0.45ドルが加算されます。
最低収入の定めがあるニューヨーク市を除くアメリカとカナダが対象で、今月16日から60日間続け、その後は状況次第で見直すとしています。ロシアのウクライナ侵攻を受け、アメリカでは今月、ガソリン価格が13年8か月ぶりに史上最高値を更新していました。